愛犬・愛猫の体重管理と毎日の健康チェック
体重は、おうちでわかる健康のバロメーターです。太りすぎは関節や心臓の負担に、急な減少は病気のサインになることもあります。難しく考えず、まずは「はかって記録する」を習慣にしてみましょう。ここでは、はかり方と健康チェックのコツを紹介します。
おうちでの体重のはかり方
小型犬・猫の場合
抱っこして一緒に体重計にのり、そのあと自分だけの体重を引くと、その子の体重がわかります。キャリーやカゴにのせてはかる方法もあります。同じ体重計・同じ方法で続けると、数字がぶれにくくなります。
中型・大型犬の場合
おうちではかりにくい場合は、動物病院の待ち時間などにはからせてもらうとよいでしょう。月1回、通院のたびに記録しておくだけでも十分に傾向が見えてきます。
数字は「点」より「線」で見る
1回の体重だけでは、多い・少ないの判断は難しいものです。大切なのは、時間の流れのなかでの変化です。記録を続けてグラフにすると、「この半年でゆるやかに増えている」「先月から急に減った」といった傾向が見えてきます。急な増減に気づいたら、受診の目安になります。
体重と一緒にチェックしたいこと
- ボディチェック…背中や肋骨をなでて、骨の感触や脂肪のつき方を確かめる。
- 被毛と皮膚…つや、フケ、赤み、しこりがないか。
- 目・耳・口…目やに、耳のにおいや汚れ、歯ぐきの色。
- 食欲と飲水量…いつもと比べて増減がないか。
スキンシップのついでに、なでながらチェックするのがおすすめです。毎日ふれていると、しこりや痛がる場所などの変化にも早く気づけます。
食欲・水・排泄も一緒に見ておく
体重の記録に、ふだんの食欲や水を飲む量、排泄の様子をあわせてメモしておくと、変化の理由が見えやすくなります。たとえば「体重は減っているのに水をたくさん飲む」「食べているのにやせてきた」といった組み合わせは、体の中の変化を知る手がかりになることがあります。数字だけでなく、こうした“いつもと違う”の積み重ねが、早めの受診につながります。
肥満もやせすぎも、どちらも気をつけたい
体重管理というと「太らせないこと」に目が向きがちですが、やせすぎにも注意が必要です。急に体重が落ちるのは、体調の変化を映していることがあります。逆に、少しずつ増えていく体重は、関節や心臓への負担につながります。目指したいのは、極端に増やさず・減らさず、その子にとっての“ちょうどいい”を保つことです。適正な体重や食事量は品種・年齢・活動量で変わるため、迷ったときは獣医師に相談してみましょう。
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